- Home
- 過去の記事一覧
カテゴリー:韓国紀行
-
康熙奉の「韓国に行きたい紀行」済州島11/船で莞島に向かう
韓国ではインスタントコーヒーを「こんなに砂糖を入れてどうするんだ」というくらい甘くして飲むが、そのときの男性は極端だった。あれでは砂糖入りコーヒーではなく、コーヒー入り砂糖湯である。甘いものがよほど好… -
康熙奉の「韓国に行きたい紀行」済州島10/済州港の待合室
済州港の旅客ターミナルは、早朝だったこともあって人もまばらだった。7時50分発の船なので、まだ50分ほど時間があった。食事をしようと思い、三つ並んだ食堂の中で一番無難な店に入った。目安は客の数。他の二… -
康熙奉の「韓国に行きたい紀行」済州島9/タクシーで済州港に向かう
本土へ行く船は、済州島の北側にある済州港から午前7時50分に出航する。私は6時頃に西帰浦のホテルを出てタクシーに乗った。旅先でタクシーを利用する場合、運転手さんとの相性が大事である。話しやすい人ならば… -
康熙奉の「韓国に行きたい紀行」済州島8/西帰浦の由来
私は李仲燮(イ・ジュンソプ)にますます興味を持った。「李仲燮といえば、韓国でも凄い画家でしょ」と私が言うと、チョスクさんは「ええ。有名な画家を3人あげれば、かならずその中に入るでしょうね。朴寿根(パク… -
康熙奉の「韓国に行きたい紀行」済州島7/本土から移ってきた人
李仲燮(イ・ジュンソプ)通りには、瀟洒な外壁を持った平屋のカフェがあった。ポプラを意味する「ミルナム」と言う店名。入ってみたかったが、営業が夕方からだったので、一度ホテルに戻ってから、夕食後に再び出掛… -
康熙奉の「韓国に行きたい紀行」済州島6/李仲燮の記念館
済州島(チェジュド)の南側にある西帰浦(ソギポ)市の中心部を歩いていたら、街灯や歩道が美しく整備された通りに出た。無秩序で雑然とした街並みの中で、その通りだけはどこか洗練されていた。街灯に表示板が付い… -
康熙奉の「韓国に行きたい紀行」済州島5/漢拏山
済州島(チェジュド)は南海の孤島なので、天候が変わりやすい。この日も、晴れていたかと思うと急に小雨が降ってきた。「傘がなくて困るけど、このまま飲んでいよう」。そう覚悟を決めた途端、あっさり雨はやんだ。… -
康熙奉の「韓国に行きたい紀行」済州島4/ウェドルゲの露店
しみじみと済州島(チェジュド)の今昔を思った。かつて、都の人が身震いするほど恐れた済州島は、今は韓国最高の観光地となった。よく言われている「東洋のハワイ」という讃え方は大げさだが、それでもここには行楽… -
康熙奉の「韓国に行きたい紀行」済州島3/流刑の島
済州島(チェジュド)は楕円形をした韓国最大の島。面積は約1800平方キロメートルで、沖縄本島の約1・4倍である。島の中央に韓国最高峰の漢拏山(ハルラサン)がそびえている。標高は1950メートル。これほ… -
康熙奉の「韓国に行きたい紀行」済州島2/アワビの刺身
大きな声では言えないが、私は気も弱いし、疑い深い。まず、「今そこで採ってきた最高のもの」というのが怪しい。そんな新鮮な上物は真っ先に西帰浦(ソギポ)の高級店に持ち込むのではないか。滝を見に来た観光客に…