チャン・グンソクが1億ウォンを寄付した漢陽大学とはどんな大学?

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独特な授業が多い

漢陽大学の演劇映画学科。基礎的な授業の多くは他の演劇専門学科と共通しているが、漢陽大学ならではの授業も多い。
たとえば、1年生はまず「言葉と文字」に関連した授業を受講する。演技をする上でも、脚本を書く上でも、国語である韓国語の基礎がしっかりしていなければならないという強い信念があるからだ。そこで、学生たちは高校で習った国語の発展形として、読み・書き・会話を徹底的に教え込まれる。
「なんで大学にまで来て韓国語を勉強するんだ」




そう不思議がる学生もいるようだが、将来を考えると欠かせない授業なのだ。
また、1年時には「独白」を重んじる授業も行なわれる。演技に対する基本的な理解を得るために、独白を通じて自我の発見と基礎的な表現方法を身につけるのが目的。この授業によって学生たちは、演技という芸術において「媒体は自分自身である」ことを認識するようになる。
他にも、演技者たるもの人間を知らなくてはならず、人間を知るためには歴史を知る必要がある、という考えから「人間と歴史」を関連づけた授業がある。このように、演技をめざす者でなくても興味をそそられるような授業が多い。(ページ3に続く)

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