
廃妃・尹氏について紹介している『いまの韓国時代劇を楽しむための朝鮮王朝の人物と歴史』(康熙奉〔カン・ヒボン〕著/実業之日本社発行)
尹氏が犯した失態
1477年、実の母親の力を借りた尹氏は、「厳氏と鄭氏が自分と息子を殺害しようとしている」というあらぬ噂を立てた。それが宮中に広まって大騒ぎとなったが、結局は、厳氏と鄭氏を陥れるための策略であることがばれてしまう。
さらに尹氏の部屋からは、毒殺によく使われる砒素(ひそ)と呪詛(じゅそ)の本が見つかった。それにより、尹氏は成宗から信用を失った。呪詛を行なうことは大罪とされていたため、成宗は尹氏を王妃から庶民に格下げしようするが、臣下たちから猛烈に反対を受けた。今までにそういう前例がなかったからだ。結果的に尹氏は不問となったが、彼女の母親は王宮への出入りを禁じられた。
しばらく時間が経ち、成宗は尹氏のことを気に掛けるようになり、彼女のもとを久し振りに訪れた。しかし、王はまだ厳氏と鄭氏のもとへ通っていた。そのことを知っていた彼女は成宗の顔を引っ掻いてしまう。尹氏からしてみれば、成宗との仲を戻すための絶好の機会だったのだが……。
王の顔に傷をつけるという罪を犯した尹氏は、そのことに激怒した仁粋大妃によって王宮を追い出されて、1479年に廃妃となった。(ページ3に続く)
王の顔を引っかいた廃妃・尹氏(ユンシ)/朝鮮王朝悪女列伝1
王の顔を引っかいた廃妃・尹氏(ユンシ)/朝鮮王朝悪女列伝1 | 朝鮮王朝オッテヨ
9代王・成宗(ソンジョン)は、王として実に多くの業績を残している。しかし、女好きがたたり、多くのトラブルも起こしてしまった。その筆頭が、廃妃・尹氏(ユンシ)との問題だった。
「朝鮮王朝三大悪女」よりもっと強烈な悪女とは?
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「朝鮮王朝三大悪女」の中で誰が一番の悪女か?
「朝鮮王朝三大悪女」の中で誰が一番の悪女か? | 韓国時代劇アンニョン
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「朝鮮王朝三大悪女」にはオモテとウラがある!
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韓国時代劇によく登場する女性たち。その中でも、悪行に手を染めた3人を「朝鮮王朝三大悪女」と称している。張緑水(チャン・ノクス)、鄭蘭貞(チョン・ナンジョン)、張禧嬪(チャン・ヒビン)の3人である。しかし、これはあくまでもオモテの三大悪女。



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