兵役の服務形態にも様々な種類があるが、東方神起のユンホは新兵訓練を終えた後に軍楽隊の隊員として兵役を履行した。このことが、今後の彼にどんな影響をもたらしてくるのだろうか。
常に音楽がある環境
ユンホはまぎれもなく、兵役では陸軍の現役兵として軍務に就いた。そして、第26師団の軍楽隊に配属になったのである。
軍楽隊の隊員も一応の軍事訓練を受けるとしても、軍務の主たるものは、師団が行なう公式行事で音楽を吹奏することだ。
非常に重要な任務であり、そうした行事で高度な音楽性を披露するためには、日常の練習が欠かせない。つまり、毎日が音楽漬けとなる。
これは、アーティストのユンホにとって、うってつけの環境だった。
音楽に囲まれた生活から一転して兵役中に軍事訓練のみになると、ブランクによって音楽のセンスが停滞することが危惧されるのだが、ユンホに関しては、そういう心配がいらなかった。
根っからの音楽好きは、そばで音が鳴るだけでうれしいものだ。少なくとも、軍楽隊にいたおかげで、「音楽から離れて寂しい思いをする」ということがなかったのである。
(ページ2に続く)