会社が仕組んだプロデューサー対決
ドラマ『マンスリー彼氏』でBLACKPINKのジスが演じる主人公ソ・ミレは、ウェブコミック制作会社のプロデューサーをしている。読者の好みに応えるために、制作現場で奮闘しているが、とことん疲れ切っている。
彼女が癒しの場として頼ったのが、デジタルな世界だった。それがバーチャル恋愛シミュレーション「マンスリー彼氏」である。
これはサブスクで、自分にとって最良の恋人をデジタルの世界に呼び出せるシステムだ。その仮想空間は華やかでときめきに満ちていた。
このように、デジタルな世界はとても楽しいのだが、現実に戻ると、過酷な競争が続いている。社内のライバルになっていたのが、ソ・イングクが扮するパク・ギョンナムだ。とても優秀なプロデューサーで、ソ・ミレも彼の動向を意識せざるをえない。
しかも、会社はあえて、稼ぎ頭のソ・ミレとパク・ギョンナムを競わせている。これでは、2人とも神経をすり減らしてしまう。
思いがけないラブリーな告白
それにしても、パク・ギョンナムは不思議な魅力を持った男性だ。社交性はあまりなくて普段は寡黙なのだが、ソ・ミレが本当に困ったときには、どこからともなく現れて、独特な存在感を見せてくれる。
当初は、ソ・ミレもパク・ギョンナムのことを敬遠していたのだが、カフェのテイクアウトでひんぱんに顔を合わせるようになって、少しずつ距離が近づいていった。
やがてパク・ギョンナムからソ・ミレはラブリーな告白を受けてしまう。果たして、どうすればいいのか。
ソ・ミレは2人の仕事を円滑にするためにあえて距離を取ろうとしたのだが、その度にパク・ギョンナムから優しく接してもらう。
そのうち、彼女も彼の魅力の虜になってしまう……。
ソ・イングクが体現する包容力
こういう展開で進んでいく『マンスリー彼氏』。果たして、現実のラブロマンスは、バーチャルな空間に勝てるのか。そこがポイントになるが、ソ・ミレの心の変化がドラマの大きな見どころになっている。
強調したいのがソ・イングクの柔らかな表現力。彼は、控えめながら確実に温かい視線でパク・ギョンナムの包容力を表していた。
ソ・イングクにとってもパク・ギョンナムというキャラクターは、自分の新境地を見出してくれた存在かもしれない。
文=パク・ジョンジェ
画像=Netflix
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