『映画 冬のソナタ 日本特別版』はどこが優れているのか

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ペ・ヨンジュンとチェ・ジウという二大スターが共演して伝説的な人気を博した『冬のソナタ』。本国である韓国のKBSで放送されたのは2002年のことである。その後、2004年には、NHKの総合テレビで放送されて日本列島を席巻する空前の韓流ブームが誕生した。今なお語り継がれる歴史的な金字塔である。その不朽の名作が、装いも新たにスクリーンへ蘇った。3月6日より、『映画 冬のソナタ 日本特別版』として全国の映画館で上映されたのである。

もともとの連続ドラマ版は、全部で20話から構成されている。すべてを合計すると、およそ1300分にも及ぶ長大な映像物語だ。今回の劇場版では、その膨大な映像がわずか128分という尺に収められている。果たして、あの濃密な純愛ストーリーがどのような形に生まれ変わったのか。作品を鑑賞する上で、誰もが最も関心を抱くのはまさにその点であろう。

そして、今回の仕上がりは圧倒的な完成度を誇っている。なぜなら、ユン・ソクホ監督本人が、自らの手で直接編集しているからだ。生みの親による深い愛情と作品への完璧な理解が、見事な再構築を実現させている。

特筆すべきは、ファンの記憶に深く刻まれた美しい情景や、涙を誘った珠玉の台詞たちが、一切の妥協なくスクリーンに散りばめられていることだ。1300分に宿る情念が、128分という限られた時間の中にぎっしりと凝縮されている。元の物語の魅力を少しも損なうことなく、極めて緻密に構成された。これは単なるダイジェストや総集編ではない。純愛ドラマの真髄を鮮やかに抽出した、紛れもない「完全版」と呼ぶべき映像作品である。

文=「ロコレ」編集部

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