タグ:韓国

  • 韓国・南西岸への旅17「アワビのお粥」

    その日は港近くの旅館に泊まった。韓国の旅館は一般的に素泊まりなので、食事は外の食堂へ出かけることになる。港の周辺を散歩しながら、水槽の中の魚が最も生きがよく見える食堂に入った。50代の夫婦が切り盛りし…
  • 韓国・南西岸への旅16「青山島を一周」

    「俺も今はこんな生活だけど、しょうがないよね、自分でそうしたんだから……」と、男はポツリとそう言った。ずっと孤独だったのだと思う。普段は、誰も声をかけてこなかったのではないか。 [caption…
  • 韓国・南西岸への旅15「白い砂浜」

    地元の人たちの会話を羨ましい気持ちで見ていた。私は、近所の道ではいつも俯きがちに歩いている。「顔見知りに会っても気づかなかったことを装う」という気持ちがどこかにあるからだ。挨拶することが気恥ずかしい。…
  • 韓国・南西岸への旅14「一面の菜の花畑」

    見学料を取るわけでもなく、貝殻細工を販売しているわけでもない。自分で作った数多くの貝殻細工を棚に飾ってあるだけだ。それを、ブラリとやってきた旅行者に気さくに見せてくれるという、この家の度量に感心した。…
  • 韓国・南西岸への旅13「美しい貝殻細工」

    ちょうど空車のタクシーが通りかかった。なんというタイミングの良さ。離島どころかソウルにいるかのような便利さだ。運転手さんは30代の男性で、優しい目をしていた。口調もていねいで、低い声で「どちらまで行か…
  • 韓国・南西岸への旅12「青山島の人々」

    青山島(チョンサンド)の港に立ったとき、真っ先に目に入ったのは、入り江に停泊する漁船の先に見えていた小山だった。正三角形のように秀麗な斜面を持った山で、一枚の絵に見立てた場合、「前に漁船の群れ、後ろに…
  • 韓国に多い入浴のスタイルは?

    済州島(チェジュド)で小さなホテルに泊まったときのことだ。ゆっくりと風呂につかろうと思ってバスルームに行ったら、湯船がなかった。あったのは、シャワーだけで拍子抜けした。「なるほど。これが韓国か」とそう…
  • コリアンタイムも事情が変わってきた?

    1990年代の後半、ソウルに取材に行ったときは、ロッテホテルのロビーでよく人と待ち合わせをした。そのとき、来る人がほとんど30分くらい遅れてくる。理由はきまって「渋滞がひどくて」。私(康熙奉〔カン・ヒ…
  • 韓国のお墓はこうなっている

    父は韓国の済州島(チェジュド)の出身だった。生前、私に「死んだら済州島に埋めてくれ」と言っていた。願いどおり、父は日本で骨になったあとで故郷の墓地に埋められた。母の悩みは父の先祖の墓が済州島の各地に散…
  • 韓国ではお寺がどこにある?

    韓国では、キリスト教と仏教が2大宗教と言われている。儒教は守るべき生活規範であり、宗教とみなされていないのだ。2大宗教の教祖の誕生日は韓国で祝日となる。つまり、キリストの誕生日と釈迦の誕生日はともに国…

必読!「ヒボン式かんたんハングル」

「韓流ライフ」というジャンルの中に、「ヒボン式かんたんハングル」というコーナーがあります。ここには、日本語と韓国語の似ている部分を覚えながら韓国語をわかりやすくマスターしていく記事がたくさん掲載されています。日本語と韓国語には共通点が多いので、それを生かして韓国語の習得をめざすほうが有利なのです。ぜひお読みください。

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