東方神起ユンホは韓国の「兵役文化」をどう変えたのか

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東方神起のユンホが兵役を終えて除隊したのは、2017年4月20日のことだった。改めて振り返ってみても、兵役時代のユンホの活動は本当にすばらしかった。韓国の「兵役文化」の発展に貢献した、と言える。




芸能界と兵役の関係

韓国の兵役を司る兵務庁は、今までもずっと、兵役文化の向上に力を入れてきた。
韓国の男子には兵役の義務があるが、これは公平に行なう必要がある。さらには、兵役中の生活も良好でなければいけない。このように兵務庁は、「公平の原則」と「兵役中の生活の改善」を重視してきた。
逆に言うと、それが実現できていなかったということを示している。
私(康熙奉〔カン・ヒボン〕)が韓国の兵役について最初の本を出したのは2000年だが、この当時は取材をしていると暗い気持ちになった。
エリート層の息子たちの兵役逃れが多かったし、体験者に軍隊時代の話を聞くと、暴力やいじめの告発が相次いだ。
また、当時の芸能界では、「兵役は芸能人の墓場」と呼ばれていた。
兵役によって芸能活動を中断した後、再び芸能界に戻ってきても、以前の人気を得られないケースが多かった。




それゆえ、芸能人も不安を抱えて兵役に入らざるを得ないのである。
さらには、「芸能兵」という、軍隊の中の広報部門を受け持つ部隊もあったのだが、そこに所属していた芸能人の不祥事があり、2013年に廃止になってしまった。
このように、芸能界と兵役をめぐる問題というのは決して明るいニュースにはならなかった。しかし、一部の先進的な人によって、芸能界と兵役の関係も変化していく。
たとえば俳優のヒョンビンは、韓国で訓練が一番厳しいと言われている海兵隊に自ら志願して、立派に兵役を全うした。彼は、除隊した後もたくましいイメージをプラスして、兵役期間が決してマイナスでなかったことを実証した。
そして、東方神起のユンホが2015年7月に入隊した。
「いつも私だけのスタイルで頑張ってきましたが、除隊するときは、より強くて、いっそう素敵な怪物になって帰ってきます!」
このメッセージをファンに伝えて、ユンホは新兵訓練に入っていった。




覚悟が並ではなかった。「素敵な怪物になって帰ってくる」という決意は、兵役を通して自分の中で新しい才能を開花させる、という意味にも受け取れた。
実に頼もしいメッセージだった。
そのユンホは兵役中にどう変わったのか。
(ページ2に続く)

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