東方神起ユンホは韓国の「兵役文化」をどう変えたのか

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「兵役文化」に新しい風

ユンホ自身が語るように、彼は「有名人」ではなく「一人の人間」として軍務に励み、新しい人間関係の中に今までと違う自分を見いだした。
それを彼は「成長する契機」と称していたのだが、世界観が大いに広がったことは確かであろう。
ユンホは除隊した後に芸能界に復帰し、チャンミンと共にすばらしいステージを繰り広げて、まさに充実期に入っている。




そうしたユンホの言動がもたらす影響は、はかりしれない。最近は軍楽隊を志す芸能人も増えているが、それもユンホの存在を抜きにしては語れない。
結局、ユンホはどのような形で「兵役文化」に新しい風をもたらしたのか。
それは、兵役は決して苦役ではないということ、特技を生かせるということ、自分の能力を高めてキャリアをプラスに導くことが可能であるということ……そうした数々の成果を身をもって示した、ということではないだろうか。
この点においてユンホの功績は大きい。

文=康 熙奉(カン ヒボン)
写真=M.Takahata、K.Aoki

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