ファン・ジニ(黄真伊)!男なら誰もが会いたがった

このエントリーをはてなブックマークに追加

 




美しい容姿と優れた感性によって、男たちを手玉に取った妓生(キーセン)だったファン・ジ二(黄真伊)〔生没年不詳〕。正確な出自はわからないが、幼い頃に父親が家を出ていき、母親1人の手で育てられたというのが通説だ。

多くの男性に愛されたファン・ジニ

母親の英才教育を受けたファン・ジニは、7歳で難しい漢字を覚え始め、9歳になると自ら漢詩をつくるほどに成長した。
美しく聡明なファン・ジニに、恋心を抱く人は多かったが、厳格な彼女の母は、身分や能力が釣り合わないからと、すべて断っていた。
ある日、1人の青年が、ファン・ジニに恋をしてしまう。しかし、青年は自分の身分では彼女と結ばれることは叶わないと諦め、自ら命を断ってしまった。
村人たちは青年の遺体を入れた棺を台車に乗せて墓場に向かった。しかし、ファン・ジニの家の前を通ると、その台車は動かくなってしまう。村人たちは口を揃えて、青年の悲劇をあわれんだ。事情を聞いたファン・ジニは、自分の服を棺にかけてあげた。




すると、ピクリとも動かなかった台車がようやく動き出したという……。
この出来事が契機になって、ファン・ジニは妓生になったと言われている。それほど青年の死がもたらした衝撃が大きかったのだ。
ファン・ジニは妓生になるとすぐに評判となった。多くの有能な役人や金持ちの両班たちが先を争って、彼女を指名した。(ページ2に続く)

朝鮮王朝おもしろ人物列伝(ファン・ジニ編)

朝鮮王朝おもしろ人物列伝(11代王・中宗編)

『七日の王妃』主人公の端敬(タンギョン)王后!離縁後の人生は?

『7日の王妃』の燕山君(ヨンサングン)と晋城(チンソン)大君の関係は?

「張禧嬪(チャン・ヒビン)よりトンイが悪女!」と言える3つの根拠

ページ:

1

2

関連記事

必読!「ヒボン式かんたんハングル」

「韓流ライフ」というジャンルの中に、「ヒボン式かんたんハングル」というコーナーがあります。ここには、日本語と韓国語の似ている部分を覚えながら韓国語をわかりやすくマスターしていく記事がたくさん掲載されています。日本語と韓国語には共通点が多いので、それを生かして韓国語の習得をめざすほうが有利なのです。ぜひお読みください。

連載記事「日韓の二千年の歴史」

日本と朝鮮半島の間には長い交流の歴史があります。古代から現代までの二千年の間、果たしてどんな出来事があったのでしょうか。日本各地に残る史跡を訪ねて両国の交流の歴史をたどる連載が「日韓の二千年の歴史」です。改めて過去を振り返ることで見えてくる現実もあります。そういう意味では、二千年の歴史は今の日韓関係を考えるうえでも重要な要素をたくさん持っています。ぜひ連載記事をお読みください。

ページ上部へ戻る