日本には徴兵制がないので、兵役をごく身近に感じることがない。しかし、韓国では兵役が社会制度として確立されていて、日常生活の一部にもなっている。そんな韓国では、東方神起のユンホの兵役活動がどんなふうに見えたのだろうか。
本当に頑張っていた
直接、韓国の人の率直な意見に耳を傾けてみよう。
韓国の芸能界に詳しいソウル在住のジャーナリストの朴敏祐(パク・ミヌ)氏は、次のように語っている。
「東方神起のユンホは、韓国の芸能人の中でも人柄が良いことで有名です。軍隊でも誠実に過ごして新兵のときは最優秀訓練兵に選ばれ、兵士としては射撃・体力・精神力・戦闘技量のすべてで90点以上を取らなければ与えられない特級戦士の称号も得ました。軍楽隊に配属されているので、そこまで究めなくてもいいはずなのに、本当に頑張って軍隊生活を送っています」
やはり、特級戦士に選ばれたことは、韓国でも驚きをもって迎えられていた。本当に特別なことなのだ。
朴敏祐氏は、さらにこう語る。
「軍楽隊は軍内部の公式行事はもちろん、一般人のための公演にも出演します。これは軍のイメージアップのためのもので、地域の祭りやイベントなどの小さい舞台も多いのですが、そこでもユンホは熱心にステージを務めていて、その誠実な姿が評判になっています。これは、なかなかできることではありません」
ドームで何万人の観客を前にしても、韓国の地方で特設の小さなステージに立つときも、ユンホの基本的な姿勢は変わらない。
常に「全力」がモットーである。そのことが高く評価されていると朴敏祐氏は指摘している。
さらに、具体的なことを話してくれた。
「私の友人の中にも、軍楽隊に入っていた人が何人かいますが、話を聞くと、一般兵士とは違って訓練なども厳しくないそうです。そんな環境の中で特級戦士に選ばれるというのは、並大抵の努力ではないでしょう。ユンホの軍生活は真面目そのものであり、多くの人たちの模範になります」
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東方神起ユンホの故郷・光州で食べたコンナムルクッパが忘れられない!