『雲が描いた月明り』は冒頭からラブコメのような展開だったが、歴史的な事実が巧みにストーリーに織り込まれていて、重厚な歴史ドラマという側面もあった。さらには、様々な人間模様の中で家族の大切さが描かれていた。
家族を思う気持ち
韓国の人たちは、「家族の絆」をとても大切にする。
それは、一族の結束を重んじる儒教的な価値観の表れであり、大家族主義が長く続いた名残でもある。
そんな韓国でも、最近は核家族化が進んで、大勢の家族同士が同居するという例は少なくなってきた。ソウルのような大都市では、なおさらだ。
とはいえ、韓国では「家族」への情愛は変わっていない。韓国ドラマが何度でも家族愛を描いているのは、それが国民の共通の信条であるからだ。
パク・ボゴムも『雲が描いた月明り』の出演を通して、改めて家族愛を深く心に刻んでいる。
彼は、小学生のときに母親が亡くなったり、中学生のときに父親が多額の借金を作ったり……と、家族が離散するような境遇の中で育っている。
それなのに、パク・ボゴムは純粋な心を忘れない好青年に育った。困難な状況の中でも家族を思う気持ちが、彼を支えていたのかもしれない。
『雲が描いた月明り』の記者会見が11月に東京で開かれたとき、パク・ボゴムは次のように語っていた。(ページ2に続く)
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