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過去の記事一覧
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【時代劇が面白い】国王の名前には3種類ある!
518年間も続いた朝鮮王朝には、27人の国王がいた。今も残る名前は「諡(おくりな)」である。つまり、死後に贈られた尊称であり、本人が生きているときは知らなかった名前だ。それでは、その諡はどのように付け… -
『赤い袖先』は正統派の女官実録物語!
傑作『赤い袖先』は、メインのストーリーの他に、もう一つの重要な視点を持っていた。それは何かと言うと、王宮で奉職する女官たちの人生が克明に描かれていたことだ。特に、年齢を重ねていった女官の生きざまについ… -
康熙奉の「韓国のそこに行きたい紀行」青山島4/ラーメンを作る名人
私が注文したのはラーメンだけだったが、テーブルにはキムチや焼き魚が出ていた。焼き魚は先客が食い散らかしたものなのに、アジュンマは片づける素振りを一向に見せなかった。それで了解した。焼き魚は客が次々とつ… -
康熙奉の「韓国のそこに行きたい紀行」青山島3/船内の人々
莞島(ワンド)から青山島(チョンサンド)に行く船は小さなフェリーだった。済州島から乗ってきたフェリーと比べたら、マグロとイワシほどの違いがあった。それでも、甲板の中央には大きな部屋があって、その座敷で… -
豪華メンバーが大集結した『青春MT』が面白い!
TVINGオリジナルバラエティ番組『青春MT』が注目されている。『雲が描いた月明り』『梨泰院クラス』『アンナラスマナラ~魔法の旋律~』の俳優たちが総出動して親睦旅行を楽しむという企画だ。こんなに笑わせ… -
康熙奉の「韓国のそこに行きたい紀行」青山島2/ドラマ『海神』の舞台
莞島(ワンド)は朝鮮半島とは一衣帯水の海で隔てられた島なのだが、莞島大橋が1969年に完成してから、交通量は陸地と変わらなくなった。しかも、済州島へ行く大型フェリーの発着港となっているので、人も多く押… -
康熙奉の「韓国のそこに行きたい紀行」青山島1/莞島の魚市場
済州島(チェジュド)の済州港からフェリーに乗って、朝鮮半島の南岸の西に位置する莞島(ワンド)にやってきた。ここから、ドラマ『春のワルツ』の舞台となった青山島(チョンサンド)へ行くつもりだ。 [c… -
廃妃になった女性たちの物語
朝鮮王朝の法律に沿って国王が決定したように、王妃もまた厳格な法を適用されて決められていた。それだけに、王妃を廃妃にするのは容易ではないのだが、実際には多くの王妃が廃妃になっている。 … -
『シスターズ』で描かれる3人の姉妹が興味深い!
9月3日から韓国tvNでスタートしたドラマ『シスターズ』はNetflixでも配信されて人気を集めている。序盤からストーリーがとてもスリリングで面白い。出演する俳優の顔ぶれも、とても魅力的だ。 [… -
康熙奉の「韓国に行きたい紀行」済州島13/旅の終わり
船尾のベンチに座って漠然と後ろの海を見ていたときのこと。灰色のハンチングをかぶり白い靴を履いた70代の男性が横に座り、「先生様」と渋い声で呼びかけてきた。ずっと年上の大先輩から「先生様」と言われて恐縮…