イ・ジュンギが演じた光宗(クァンジョン)は凄い王だった!

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韓国ドラマ『麗<レイ>~花萌ゆる8人の皇子たち~』でイ・ジュンギが扮していたのが、高麗王朝の4代王・光宗(クァンジョン/925-975年)である。この王は、歴史的にも大変有名だ。一体、何をしたのだろうか。

写真=韓国SBS公式サイトより




意志が強い王

光宗が即位したのは949年だが、それまでに高麗王朝では混乱が続いた。
なにしろ、2代王・恵宗(ヘジョン)は、実力派の定宗(チョンジョン)によってわずか2年で王位を奪われたが、新しい王となった定宗も即位4年で病死してしまった。結局、定宗の実弟だった光宗が王位を継いだのである。
光宗は王としての威厳があった。聡明で容姿にも優れていた。
彼は大胆な政治改革を試みた。
その象徴が奴婢の解放だった。
端的にいえば、奴婢であっても良民出身であれば、かつての立場を回復させる法律を作ったのだ。
当時の奴婢は、戦乱時に捕虜になってしまった良民が多かった。彼らは、有力豪族たちの個人資産であり私兵でもあった。
しかし、光宗は彼らを解放させたのである。当然ながら、有力豪族の反発があった。それでも、光宗はひるまなかった。非常に意志が強い王だった。
また、光宗が新たに実施した制度が「科挙」だった。




優秀な人材を試験で選抜して高等官僚に就かせるというこの制度は、既得権にあぐらをかいていた建国時の功臣や豪族を排除するうえで効果的だった。結局、科挙は高麗王朝だけでなく、朝鮮王朝でも重用された。
それもすべて光宗の時代に始まったのだ。
(ページ2に続く)

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