辛い訓練が続く
新兵訓練の後期になると、長期的な戦闘を想定した訓練に移る。
特に大事なのが遊撃訓練だ。
これは、山野を駆け回って敵に近づいて攻撃を加える訓練だ。
無理な姿勢を続けることが多いので体力を消耗する。この訓練が終わると、本当に疲労困憊になる。
続いて、野営訓練を行なう。
これは野外でテントを張って宿泊する訓練だが、真冬に行なうと凍えそうなほど辛い。ここが試練なのである。
こうした訓練を段階的に行なったうえで、最後に行軍を行なう。
行軍は、重い装備を背負って20キロ前後の距離を早足で歩く訓練で、夜を徹して行なわれる。
この訓練を通して仲間同士の連帯感が培われていく。
すべての新兵訓練が終わると、修了式に臨む。その後、パク・ヒョンシクは首都防衛司令部に移っていくのである。
文=康 熙奉(カン ヒボン)
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お問い合わせ academy@asia-future.org
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入隊したパク・ヒョンシクが新兵訓練後に行く首都防衛司令部とは?