チャン・グンソクとイ・ミンホ!同じ社会服務要員でもどう違うのか?

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配属先の違いについて

社会服務要員として特に服務する人が多いのがソウル市の江南(カンナム)区役所だ。ここでは、常に60人前後の社会服務要員がいる。
ただし、区役所は一般の人が多く訪れるので、芸能人が社会服務要員になっていると目立ってしまう。特に有名なスターの場合はなおさらだ。
そこで最近は芸能人の場合に社会福祉施設で服務する例が多くなった。イ・ミンホもそれに該当する。




しかし、社会福祉施設での服務は人間関係が難しい面がある。福祉を受ける人との密な関係は、ときに精神的な重圧を大きくさせる。そうした面を勘案されて、チャン・グンソクの場合はソウル消防災難本部が選ばれたのではないだろうか。状況にもよるが、一般の人との接触がほとんどないソウル消防災難本部であれば、精神的な重圧が少ない部署で服務に専念できるだろう。
これは、芸能人だから特別待遇を受けているということではない。精神面を理由に4級判定を受けた人は、誰もが配属先に関して配慮されているのである。
このことを理解しながら、チャン・グンソクとイ・ミンホの今後の服務を見守っていきたいと思う。

文=康 熙奉(カン ヒボン)

康熙奉(カン・ヒボン)著『いまの韓国時代劇を楽しむための朝鮮王朝の人物と歴史』(実業之日本社)

康 熙奉(カン ヒボン)
1954年東京生まれ。在日韓国人二世。韓国の歴史・文化と、韓流および日韓関係を描いた著作が多い。特に、朝鮮王朝の読み物シリーズはベストセラーとなった。主な著書は、『知れば知るほど面白い朝鮮王朝の歴史と人物』『朝鮮王朝の歴史はなぜこんなに面白いのか』『日本のコリアをゆく』『徳川幕府はなぜ朝鮮王朝と蜜月を築けたのか』『悪女たちの朝鮮王朝』『宿命の日韓二千年史』『韓流スターと兵役』など。最新刊は『いまの韓国時代劇を楽しむための朝鮮王朝の人物と歴史』

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