韓国ドラマになぜ「舌打ち」がよく出てくるのか

このエントリーをはてなブックマークに追加

残念なときの意思表示

年齢層が高くなると、舌打ちの使い方も違ってきます。
年配者の場合、「なんてかわいそうなんだ」「なんとかならないんだろうか」というように、残念だったり口惜しかったりするときによく舌打ちをします。
例をあげれば、心が痛くなるような悲劇的な事件や事故のニュースをテレビで見ながら、ただ画面に向かって「チッチッチッチ」と舌打ちします。




同じような場面で「アイゴー」を連発する人もいますが、どちらも若い人にはあまり見られない現象です。
ちなみに、舌打ちは国によって異なる意味を持ちます。
たとえば、相槌の代わりだったり、賞賛の意思表示に使われたりします。
いずれにしても、韓国ドラマで見られる舌打ちは、日本の場合とニュアンスがちょっと違います。
どのような場面で使われるかを見極めると、きっと新しい発見があるはずです。

文=康 熙奉(カン ヒボン)

日本に住んだ韓国女性が驚いたことは?

韓国に嫁に来た日本女性の本音は?

韓国で働く日本女性が強烈に実感することは?

韓国で暮らす日本女性が不満に思うことは?

韓国女性の生き方〔第1回〕

ページ:
1

2

関連記事

  1. 『梨泰院クラス』の次に『キム秘書』を見るから痛快だ!

  2. 『コッソンビ』のストーリーと出演者に注目したい!

  3. パク・ソジュン&パク・ミニョン主演『キム秘書』特集5/究極的な面白さ

  4. パク・ヒョンシク主演!『青春ウォルダム』の最大の見どころは?

  5. 晩秋の紅葉の中で思い出す「韓国ドラマの素晴らしいセリフ」(後編)

  6. パク・ヒョンシク主演!『青春ウォルダム』にワクワクさせられる

  7. 『花様年華~君といた季節~』は切ない大人のラブストーリーだ!

  8. 『マイ・ディア・ミスター』は典型的にディープな韓国ドラマ!

  9. 『シスターズ』はドキドキが止まらないサスペンスドラマ!

PAGE TOP