仁祖(インジョ)!何度も王宮から逃げ出した国王

このエントリーをはてなブックマークに追加

 

1623年にクーデターを成功させて15代王・光海君(クァンヘグン)を廃位させた綾陽君(ヌンヤングン)。彼はすぐに16代王・仁祖(インジョ)として即位した。しかし、彼の在位中は苦労の連続だった。

qAs35kpc3MlJd2k1488930766_1488930810

他に例がない

仁祖といえば、歴史的には「何度も王宮から逃げ出した国王」という汚名が残ってしまっている。
彼の祖父である14代王・宣祖(ソンジョ)も、豊臣軍の朝鮮出兵の際に王宮から逃げた国王として非難されたが、その宣祖も逃げたのは1回だけだ。
しかし、仁祖にいたっては、なんと3回も王宮から逃げている。




前例どころか、後にもこんな例はない。
朝廷を守るためとはいえ、民衆を見捨てたのは間違いないことで、そういう点でも仁祖の歴史的評価は良くないのである。(ページ2に続く)

貞明公主!結婚式での有名なエピソード
https://goo.gl/VjwFvB

歴史解説!仁祖(インジョ)と貞明(チョンミョン)公主の確執
https://goo.gl/Imwzll

朝鮮王朝おもしろ人物列伝(16代王・仁祖編)

綾陽君(ヌンヤングン)とは誰なのか?『華政(ファジョン)』の登場人物

固定ページ:

1

2 3 4

必読!「ヒボン式かんたんハングル」

「韓流ライフ」というジャンルの中に、「ヒボン式かんたんハングル」というコーナーがあります。ここには、日本語と韓国語の似ている部分を覚えながら韓国語をわかりやすくマスターしていく記事がたくさん掲載されています。日本語と韓国語には共通点が多いので、それを生かして韓国語の習得をめざすほうが有利なのです。ぜひお読みください。

ページ上部へ戻る