イ・ヨンエは1人2役
ドラマのタイトルにもなっている申師任堂(シン・サイムダン)。朝鮮王朝時代に実在した女性で、「良妻賢母の鑑」と称されるほど尊敬を集めている。実際、韓国最高の高額紙幣「5万ウォン」の肖像画にも採用されている女性だ。
しかし、今までに申師任堂がドラマで取り上げられたことがほとんどない。その人生が波瀾に満ちているわけではないからだ。
それなのに、今回の『師任堂(サイムダン)、色の日記』では果敢に申師任堂を主人公に据えている。
ただし、物語の展開に工夫を凝らしている。
それはどういうことなのか。
実は、イ・ヨンエが1人2役なのである。
演じるのは、歴史上の申師任堂と、現代の大学講師。
まさに、不思議な組み合わせだ。(ページ3に続く)
平昌五輪開催の江陵(カンヌン)!ここは申師任堂(シンサイムダン)の故郷