ペ・ヨンジュン 過去への旅路〔最終回〕

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たとえ視聴者がたった一人でも

ペ・ヨンジュンの人生の転換期を振り返る旅は続いている。俳優として、彼が最もつらかったのは、1999年から2000年にかけての時期ではないだろうか。

1999年には『愛の群像』に出演しているが、その前作の『裸足の青春』は視聴率がよくなかった。やはり、テレビドラマの主役というのは視聴率によって人気を評価される割合が高く、『裸足の青春』がよくなかったからこそ、次の『愛の群像』にはペ・ヨンジュンも期するところが大きかった。




しかし、『愛の群像』は作品性こそすばらしかったが、視聴率はよくなかった。加えて、途中で打ち切りという憂き目を見た。主役としてペ・ヨンジュンは大きな責任を感じた。けれど彼は、「たとえ視聴者がたった一人でも私は全力を尽くして演技をします」と気丈に語った。ぺ・ヨンジュンは自分がすべきことを決して忘れず、支えてくれる人たちのために最後まで努力を惜しまなかった。

苦しみは非常に大きかったが、『愛の群像』でジェホ役を真摯に演じきったことで、彼は俳優としてひと回りもふた回りも成長した。

その後は、成均館大学の映像学科に入り、オールAという優秀な成績をおさめるほど学問に没頭した。
(ページ5に続く)

ペ・ヨンジュン 過去への旅路 [第1回]

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