第20話を終えているチャン・グンソク主演の『テバク』。いよいよ、一番盛り上がる終盤の残り4話に入っていく。この時点で韓国の視聴者は『テバク』に対してどんな感想を持っているのだろうか。気になることを調べてみた。
絶賛されるチェ・ミンス
『テバク』に関してネットで視聴者の反応を調べてみると、7割ほどは批判的な記事で占められている。特に、脚本家に対する風当たりが強い。そのあたりは後に取り上げることにする。
視聴者が一番絶賛しているのはチェ・ミンスの演技である。第1話が放送されたときから称賛が絶えなかったが、それがずっと続いている。
代表的な意見は次のようなものだ。
「今までのドラマでのチェ・ミンス。アクションシーンはちょっときまりが悪く、オーバーに見えてそんなに好きでなかったですが、『テバク』でのチェ・ミンスは最高だ! 節制されたカリスマ! 本当に最高の真の王の姿! とてもすばらしい。チェ・ミンスがこのドラマの柱のようだ。あなたのためにこのドラマを見ます」
「もっともリアルだったのは粛宗を演じたチェ・ミンスだった。もっとも強烈で、現実的に生きている演技をしたチェ・ミンスに拍手を送る」
チェ・ミンスは、『テバク』の粛宗(スクチョン)役が本当に久しぶりのドラマ出演だった。
長い空白を経て久しぶりにチェ・ミンスを見たら、その演技に鳥肌が立ったというのが多くの視聴者の実感ではないだろうか。(ページ2に続く)