トンイ(淑嬪・崔氏〔スクピン・チェシ〕)の裏に黒幕がいた/朝鮮王朝秘話3

時代劇の登場人物
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陰の張本人

金春沢は、粛宗の最初の正室だった仁敬(インギョン)王后の父親・金万基(キム・マンギ)の孫である。
つまり、名門の出身なのだ。
しかも、西人派の重鎮の家柄だった。




金春沢は大変頭が良かったようで、いろんな形で計略を練れる男だった。そんな彼が、裏では淑嬪・崔氏と男女関係にあったのではないかと言われている。しかも、金春沢が淑嬪・崔氏を粛宗のもとに送り込んだ張本人だという説もある。
大いにありうる話だ。
彼が、張希載の毒殺事件というものをでっち上げ、自分の息のかかった下級官僚に告発書を出させて、それを既成事実のようにして南人派を追い落としたのかもしれない。もちろん、「朝鮮王朝実録」にそういうことは書いてないが、客観的な事実を見ていくと、そういう推理も成り立つ。

文=康 熙奉(カン ヒボン)

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