トンイ(淑嬪・崔氏〔スクピン・チェシ〕)の素性は怪しかった/朝鮮王朝秘話2

時代劇の登場人物
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一つのエピソード

女官は王の前に出ることもあるので王の目に留まる可能性もあるが、ムスリは王の前には絶対に出て来れない身分である。
すると、どこで粛宗と淑嬪・崔氏が出会ったかが気になる。よく伝えられているのは以下のような話だ。
粛宗が夜眠れないときに、ふと王宮の中を散歩していたら、どこかに明かりがついていた。不思議に思って覗いてみると、若い女性がご馳走を作って必死に祈っていたのである。粛宗が「何をしているのか」と聞いたら、「今日は仁顕王后の誕生日でございます。今は王宮におられませんが、私がこの場で祝っております」と女性が答えた。




粛宗は感心し、女性は王と一晩をともにすることになった。その女性が淑嬪・崔氏だということである。
エピソードとしては面白いのだが、これは作り話だということがすぐにわかる。ムスリが王宮の中でご馳走を作れるはずがないからだ。(ページ3に続く)

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