試練を乗り越えて
数々の試練の中で、パク・ボゴムは卑屈になってしまったのだろうか。
いや、決してそうではない。むしろ、他人への思いやりや前向きな人生観を身につけたのである。
パク・ボゴムの話を知って思い出したのはペ・ヨンジュンのことだ。彼も、小学校時代に父親が起業して牧場を開いたのだが、それが失敗に終わって家まで手放す結果となってしまった。
経済的に大変厳しい小学校時代を過ごしたのだが、ペ・ヨンジュンはその境遇に負けたわけではない。むしろ、「微笑みの貴公子」と呼ばれるほどの柔軟な考え方を身につけたのである。
「神様はその人のために、がんばれば乗り越えられる試練を与える」
そういう言い方がある。
パク・ボゴムにしてもペ・ヨンジュンにしても、自分が試練に負けないでがんばったからこそ、いまの彼らがあるのだろう。
特にパク・ボゴムはまだ20代半ばで、これから様々な作品ですばらしい演技を見せてくれるはずだ。試練を乗り越えた彼は、強い精神力を持って今後の俳優人生を歩んでいくだろう。
文=康 熙奉(カン ヒボン)
康 熙奉(カン ヒボン)
1954年東京生まれ。在日韓国人二世。韓国の歴史・文化・社会や、日韓交流の歴史を描いた著作が多い。主な著書は『知れば知るほど面白い朝鮮王朝の歴史と人物』『宿命の日韓二千年史』『韓流スターと兵役』など。
イ・ヨン(孝明世子)の惜しまれる世子人生!
イ・ヨン(孝明世子)の惜しまれる世子人生! | 韓国時代劇アンニョン
イ・ヨンという本名であった孝明世子(ヒョミョンセジャ)は、朝鮮王朝の23代王・純祖(スンジョ)の長男である。1809年に生まれ、将来を嘱望(しょくぼう)される優秀な世子だった。しかし、彼の人生は思わぬ形で終わることになってしまった。
〔物語〕イ・ヨン(孝明世子)はどれほど優秀だったのか?
〔物語〕イ・ヨン(孝明世子)はどれほど優秀だったのか? | 朝鮮王朝オッテヨ
『雲が描いた月明り』の主人公になっていたイ・ヨンは孝明世子と呼ばれた。彼は23代王・純祖(スンジョ)の長男として1809年に生まれたが、5歳で世子になり、頭脳明晰な後継ぎとして有名だった。



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