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夏休みに初めて韓国に行く人のための「韓国なるほど入門」(後編)

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今回は、韓国についてまだよくわからない人のために、韓国という国の基本的なことを説明する記事を掲載している。前編では、言語、交通機関、食事、酒、歴史について触れたが、後編ではさらに話題を広げてみよう。

〔6.長幼の序〕

朝鮮王朝時代(1392~1910年)に儒教が国教だった影響で、今でも韓国では儒教的な価値観が浸透している。その1つが「長幼の序」。年功序列が浸透していて、年上を敬うことが重要な社会規範になっている。電車の中で若者が老人に席を譲る光景が日常的に見られる。




〔7.情が深い人々〕

韓国の人は、一度知り合いになると何十年もの親友のような付き合い方をする。相手の懐に深く入っていくし、表面的な付き合いを好まない。気取りがあまりないのである。

また、韓国の人は感情の起伏が烈しいが、総じてエネルギッシュだ。人が集まると、街はうるさいほどに賑わう。お店から大音響の音楽が聞こえ、車のクラクションがひっきりなしに鳴る。まさに、ソウルの東大門(トンデムン)市場の賑わいは、韓国のエネルギーを象徴している。(ページ2に続く)

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