元気に暮らすためには、体力がつく栄養素が欠かせない。そんなときにぜひお勧めなのが海鮮スンドゥブチゲだ。韓国料理店で食べてもいいし、自分で作ってもオーケー。おいしい海鮮スンドゥブチゲを大いに楽しもう。
ヤンニョムの作り方
海鮮スンドゥブチゲは栄養の宝庫だ。
豆腐には、タンパク質、カルシウム、鉄分が豊富に含まれている。
また、無駄なカルシウムが骨から溶け出すのを防ぐビタミンKが含まれているのもありがたい。大豆製品の特徴成分の大豆サポニンは、血液中の中性脂肪やコレステロールを抑え、肝臓の機能を保護する働きがある。
それから、海鮮スンドゥブチゲのポイントになるアサリ。これは、鉄とビタミンB12が豊富で貧血予防にぴったり。さらに、アサリにはカルシウムの働きを助けて血栓の形成を防ぐマグネシウムなどのミネラルもたっぷりだ。
さらに、イカ、ホタテ、タコなどの魚介類には、タウリンが豊富。
タウリンには、からだの各機能を高めて疲労回復や病気・ストレスに対して抵抗力をつけたり、悪玉コレステロールを下げて血管をしなやかに保つ効果がある。
海鮮スンドゥブチゲがいかに栄養満点なのか。それがわかったら、さっそく実践あるのみだ。
韓国料理店で食べるのが一番手っとり早いし、何よりもおいしい。
しかし、自分で作ってみるのも楽しい。その際に鍵を握るのがヤンニョム(タレ)だ。これ次第で、味はいかようにも変化する。
その肝心なヤンニョムは次の素材を入れて作ってみよう。
・醤油 大さじ1杯
・塩 少々
・粉トウガラシ 大さじ1杯半
・おろしニンニク 小さじ1杯
・ゴマ油 大さじ1杯半
これで作ったヤンニョムで海鮮スンドゥブチゲの味を整える。お好みで鍋の中にキムチを入れると、味がもっと引き立ってくる。
さらに、海鮮スンドゥブチゲと一緒にテンコ盛りの野菜をいただく。この組み合わせは最強。まさに、栄養が100点満点だ。
構成=「ロコレ」編集部