韓国料理に絶対に欠かせないスーパーフード「ゴマ油」

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NHKで放送された「2度目のソウル」の中で、「韓国の京東市場内の油屋さん『光州油屋』は店頭のゴマを搾ってくれる」と紹介していた。搾りたてのゴマ油はコクも香りも一段と良いらしい。ぜひ購入して食べてみたいので、日本にはそのようなお店はないかと調べたが見つからなかった。韓国料理にゴマ油は欠かせない重要なもので需要が多いのだ、と考え、ゴマ油について調べてみた。




強力な抗酸化作用がある「セサミン」

ゴマは身近なスーパーフードとして注目され、タンパク質やカルシウム、鉄分が詰まっている。ギリシャ文明からシルクロードを経て中国や朝鮮半島、そして日本に広まったと言われる。
ゴマ油は白ゴマを焙煎して油分を搾ったものである。
ゴマ特有の栄養素「ゴマグリナン」の代表的な「セサミン」には強力な抗酸化作用があり、肝機能を高めてくれる。美白と美肌「若返り食材」とも言え、体脂肪減少、生活習慣病の予防にもなる。
そして、体の組織を正常にする必須脂肪酸のリノール酸。悪玉コレステロールを抑制するオレイン酸。この2つを多く含んでいる。
過剰に発生した活性酸素を、先程の「ゴマグリナン」とオレイン酸が抑制してくれるのだ。「ビタミンE」も多く含まれ酸化しにくい特徴がゴマ油にあり、優れた油だ。
炒め物や揚げ物、和え物など多くの料理に適しているので、旬の野菜のキュウリ、ナスのナムルとズッキーニのチヂミを作ってみた。




すったゴマとショウガを多めに入れたナムルは、野菜の旨味がゴマ油で生かされさっぱりとして食の進む副菜になった。
カリカリに焼いたチヂミは、ゴマの豊かな香りとゴーヤと豚肉の組み合わせが良く美味しかった。
ゴマ油は、多くのサプリメントにもなっている「セサミン」を含んでいる。だから、野菜や海藻などにひとさじ加えて体内年齢の若い、元気でいきいきとした日々を過ごしていきたい。

文・写真=海山 文美(みやま あゆみ)
生活エッセイスト。東京生まれ。動物の編みぐるみを中心とした編み物作家として活動しながら、ライフスタイル全般を見つめ直すエッセイストとして執筆中。生活に根付いた身近な出来事を書いています。趣味は植物鑑賞、テニス、水泳。

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