『梨泰院クラス』で特に重要な2人の女性の違いとは?

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パク・ソジュン主演の『梨泰院クラス』は、主人公のパク・セロイのキャラクターが最大の魅力になっている。しかも、彼を取り囲む2人の女性もいい。それは、オ・スアとチョ・イソのことだ。

写真=JTBC『梨泰院クラス』公式サイトより




まるで違う2人の女性

パク・セロイと一緒に『梨泰院クラス』を引っ張るキャラクターは、オ・スア(クォン・ナラが演じている)とチョ・イソ(キム・ダミが扮している)である。
この2人のパク・セロイに関する考え方がまったく違う。
本当に対照的なくらいだ。
オ・スアはパク・セロイと同級生であり、付き合いが長かった。
そして、パク・セロイが自分に惚れていることを知りながら、「私のことを好きにならないで」と注文を出していた。そのためにパク・セロイは寂しい思いをしてきた。
反対に、チョ・イソはパク・セロイにとことん惹かれていた。
最初は、パク・セロイのことをお節介な人だといぶかしく思っていたのだが、パク・セロイの人間性に触れて影響を受けると、一緒に仕事がしたいと願い、押し掛け的に「タンバム」に入社してくる。
これがパク・セロイの人生を変えた。




チョ・イソは天才的な経営能力を持ち、「タンバム」を成功に導いていった。
それでも、パク・セロイは男性としてチョ・イソと接することはなく、オ・スアのほうを一筋に愛していた。
ここで視聴者の中では、オ・スアとチョ・イソに対する見方が分かれたことだろう。
オ・スアは、パク・セロイに対して「私を幸せにしてほしい」と強く言っていた。
一方でチョ・イソは、「私が社長を成功させる」と確信を持ち続けた。
同じ幸せになるにしても、手段はまるっきり別のアプローチなのだ。
果たして、パク・セロイは従来通りにオ・スアを愛し続けるのか。あるいは、チョ・イソをやがては女性として意識することになるのか。
その変化を見るのも、『梨泰院クラス』の展開を考えるときに興味深かった。

文=康 熙奉(カン・ヒボン)

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