兵役免除
現役兵は実際に軍隊で兵役に就く人。徴兵検査を受ければ、多くの若者が1級から3級までの判定を受ける。
4級の補充役は、現役服務がかろうじて可能と判定された人。ただし、現在は兵士の数が不足しているわけではないので、実際には社会服務要員として公的機関で勤務をして兵役を履行する。
5級の第二国民役は、現役服務は無理でも戦時召集によって軍事支援業務を担当することができる、と判定された人だ。つまり、からだが弱くて現役の兵士になれないが、いざ戦争が始まったら、軍需工場などで働くことになります。
6級の兵役免除は、兵役にまったく就かなくてもいい人である。現在では、5%前後の割合で兵役免除者が出ている。
7級の再検査対象者は後日に再度の徴兵検査を受けることになった人だ。再検査をして、改めて兵役等級が決定される。
なお、韓国の国威発揚に貢献した人には兵役免除の特典がある。
たとえば、オリンピックで銅メダル以上、アジア大会で金メダルを獲得すれば現役兵としての軍務が免除される。
また、国際音楽コンクールで優勝か2位の人、国内の音楽コンクールで優勝した人も兵役免除となる。
しかし、今までに大衆文化の分野では兵役免除の特典はなかった。
文=康 熙奉(カン ヒボン)
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お問い合わせ academy@asia-future.org
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