韓流ファンのための兵役解説講座4「入隊」

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兵役入りする芸能人は、入隊時にどんなことを心掛ければいいのか。まず、兵役の実務を担当する兵務庁から入隊の通知がきたら、その入隊日に向けて準備を進めていく。長く一般社会から離れるので、その間に仕事上の不都合が起きないように整理しておくことが肝心だ。

写真=韓国陸軍公式サイトより




頭髪を短くする

入隊が近くなると、連日のように送別会が開かれる。そうした送別会がひととおり終われば入隊となるが、かならずしなければならないのが髪を短くすることだ。一応、頭髪を3センチ以下のスポーツ刈りにする決まりになっている。
また、入隊当日はしっかりと親に挨拶をしなければならない。「チョル」と言われる韓国式のお辞儀をして、親にしばしの別れの挨拶をする。それから、家族や友人と一緒に入隊場所に向かうのである。
陸軍の場合、新兵訓練所は合計で24カ所ある。一番大きいのは韓国中部の論山(ノンサン)にある陸軍訓練所。ここに入隊する人が圧倒的に多いが、その他に、各師団の中に新兵教育隊がある。
現役兵として陸軍訓練所に入隊する場合、入所式は毎週月曜日の午後から行なわれることがほとんどだ。よって、月曜日の昼に入隊するのが一般的である。
入隊するときは誰もが私服だ。入隊後に体育着や軍服の支給を受けるわけで、着てきた私服は後に宅配便で自宅に送られることになっている。軍隊に入る以上、地味な服装で訓練所に来るのが一番無難だろう。




一番注意するのは携帯電話を持ち込めないということ。これは厳禁である。ウッカリも許されない。携帯電話はしっかり自宅に置いてこなければならないのだ。
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