2019年5月7日、EXOのシウミンがメンバーの中で最初に兵役をスタートさせた。入隊したのは怒濤部隊の新兵教育隊だ。この怒濤部隊は、韓国軍の第2師団のことだ。どのような部隊なのだろうか。そして、どんな新兵訓練を行なうのだろうか。
駐屯している場所
陸軍の現役兵の場合、韓国中部の論山(ノンサン)にある陸軍訓練所に入隊して新兵訓練を始める人が多い。
しかし、各師団の中にある新兵教育隊に入る人もいる。
まさに、EXOのシウミンの場合は、怒濤部隊の新兵教育隊に入って訓練を始めることになった。
なお、この怒濤部隊の新兵教育隊で新兵訓練を受けた場合には、新兵訓練が終わった後でもそのまま怒濤部隊に配属されて軍務を行なう場合がとても多い。
それだけに、怒濤部隊がどんな部隊なのかが気になっている人も多いだろう。
怒濤部隊は江原道(カンウォンド)の楊口(ヤング)郡に駐屯している。
楊口郡とはどんな場所なのか。
位置的に言うと、楊口郡はソウルから東北方面に120キロほどの場所にある。
西側では鉄原(チョロン)郡と華川(ファチョン)郡と接していて、南側は春川(チュンチョン)市である。
そして、北側は軍事境界線をはさんで北朝鮮と接している。
(ページ2に続く)