半年あまりで負傷除隊
ウォンビンは現役兵として2005年11月に陸軍に入隊した。
当時、陸軍の兵役期間は24カ月。今より3カ月長かった。
彼の場合、順調に兵役をこなしていると思われたのだが、半年あまりが経過した時点で膝のじん帯を著しく損傷してしまい、2006年6月に負傷除隊となってしまった。
これは、ウォンビンにとって大変な屈辱であったらしく、除隊したときの彼の表情は沈痛だった。
当然ながら、すぐに芸能界に戻れるわけもなく、ウォンビンはしばらく謹慎せざるをえなかった。
彼が映画『母なる証明』で芸能界にカムバックしたのは2009年のことだった。つまり、兵役期間以上に長い間、ウォンビンは表に出てくることを自重したのである。
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「今や兵役は芸能人の墓場ではない」と言い切れる根拠とは?(再読版)