ストーリーに満足
さらに、孝明世子は、宮中の行事が旧態依然としていてまとまりがないことを重く見て、その行事を理にかなった形で再編成させた。
こうした改革で実績を上げながら、孝明世子は政治を刷新する環境を十分に整備していった。
しかし、改革を進めていた最中に急な病に倒れて、1830年に21歳の若さで亡くなってしまった。
これは悲劇的な出来事だったのだが、『雲が描いた月明り』はちょっと違う描き方をしていて、ストーリー的には見る人をしっかり満足させてくれる。そのあたりも正月休みにふさわしいドラマとして勧める理由だ。
まとまった休みが取れる正月こそ、『雲が描いた月明り』を一気に連続で見て、大いに笑って、ハラハラして、パク・ボゴムにウットリしよう。
きっと、いい正月になることだろう。
文=「ロコレ」編集部