韓国のビックリ/追記編15「墓地」

このエントリーをはてなブックマークに追加

 

韓国は土葬の国である。「人間は死ねば、身体は土に還り、魂は空に飛んで行く」という考え方が根強い。その結果、世を去った人は火葬されずに、そのまま土に埋められて、その上にお椀のような形をした土を盛られる。死者は小さな古墳にまつられるのだ。しかし、最近の韓国は事情が変わってきた。

土葬ではそれぞれの墓が小さな古墳のようになっている




ポルチョとは?

土葬をするには、墓地用の土地がかなり必要だ。時が経てば、狭い韓国が墓地だらけになってしまう。現に、そうなっている。
ソウルでは、墓地用の土地がないことを理由に、火葬が奨励されるようになった。今や、ソウルの火葬の割合は60%を超えている。大都市では、急速に火葬が増えているというわけだ。
しかし、地方は違う。土地に余裕があるので、伝統的な土葬が当たり前になっている。ただし、墓守が大変。何かと重労働をともなうからだ。
その重労働の中身とは?
韓国では墓参りをするのは秋夕(チュソク)のときと決まっている。秋夕は旧盆のことで、旧暦の8月15日がその日にあたる。




新暦では9月下旬になることが多い。
この時期になると、夏の間に成長した雑草で墳墓は覆われてしまう。そんな状態で墓参りをしたら先祖に失礼なので、秋夕の前に一族総出で草刈りをする。これを「ポルチョ」と言う。
(ページ2に続く)

韓国のビックリ/追記編16「韓国人の姓」

日本に住んだ韓国女性が驚いたことは?

日本人を妻に迎えた韓国人男性は何を痛感したのか

韓国に嫁に来た日本女性の本音は?

韓国で暮らす日本女性が不満に思うことは?

日本の中年男性が旅先のソウルで実感したことは?

固定ページ:

1

2

必読!「ヒボン式かんたんハングル」

「韓流ライフ」というジャンルの中に、「ヒボン式かんたんハングル」というコーナーがあります。ここには、日本語と韓国語の似ている部分を覚えながら韓国語をわかりやすくマスターしていく記事がたくさん掲載されています。日本語と韓国語には共通点が多いので、それを生かして韓国語の習得をめざすほうが有利なのです。ぜひお読みください。

ページ上部へ戻る