どんな訓練を行なうのか
最初は軍人としての心構えといった精神教育を受け、敬礼や制式(立ち方や行進の仕方など)の立ち居振る舞いを仕込まれる。また、軍隊式の体操を習ったり、軍歌を覚えたりする。
体力テストも行なわれ、規定のタイムをクリアできないと、特別な体力鍛練プログラムを課される。
そのうえで、戦闘技能の訓練に入る。小銃の操作や管理を学び、次に、銃の構え方やマトの狙い方を練習する。
その上で、一番重要な射撃訓練に移っていく。
並行して救急法を学び、化学ガス訓練も受ける。
化学ガス訓練は、専用の部屋に入って催涙ガスを浴びる。非常に苦痛をともなう訓練だが、これは誰もが一度は経験しなければならない。
続いて、手榴弾の扱い方と投げ方を学ぶ。かなり危険をともなうので、教官と一緒に慎重に訓練が行なわれる。
その後は遊撃訓練が実施される。地面に這いつくばって仮想の敵に近づく訓練であり、肉体的にも苛酷である。全身が筋肉痛となり夜も痛みが消えない。それでも辛抱していかなければならない。(ページ3に続く)
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