新しい方向性を求めた時代劇『君主-仮面の主人』

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本格的な人間ドラマ

ケーブルテレビ系のドラマも増えて、ドラマが乱立気味の韓国において、平均視聴率が12%以上であれば、ひとまず成功と言っていい。あるいは、「若すぎる2人の主役でその数字を取れば想像以上の成果」とも言える。
かつては、視聴率が30%を越える時代劇がいくつもあったが、今はそういう時代ではない。視聴率の面で、『君主-仮面の主人』は大健闘であった。




とはいえ、日本で受けるかどうかは未知数だ。
ドラマのストーリーが史実とは違うフィクションで、「仮面で素性を隠した世子が、水の利権を牛耳る陰の権力集団と闘う」というストーリーは、韓国の歴史に習熟していない日本の視聴者からは、わかりづらいかもしれない。
ただし、『君主-仮面の主人』は脚本がしっかりしている。
「本格的な人間ドラマが見たい」
そういう通な視聴者なら大いに満足できる出来ばえだろう。

文=康 熙奉(カン ヒボン)

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