韓国で自転車に乗る人がとても少ない本当の事情

このエントリーをはてなブックマークに追加

なぜ自転車に抵抗を感じるのか

2つ目は地形です。
ソウルは特に起伏の激しいところで、街のいたる所に坂があります。このため、ソウルを自転車で移動しようとすると、かえって歩くより疲れたり時間がかかったりするという現象が起きてしまいます。
わかりやすくいえば、ソウルは自転車に不向きな大都市なのです。それゆえ、韓国で多い出前もみんなバイクで行なっています。




さらに、韓国らしいのが3つ目の理由です。
それは、韓国人の自転車に対する意識が日本とはまったく違うということです。
韓国人の中には両班(ヤンバン/朝鮮王朝時代の上流階級)という意識が強い人が多く、自転車に乗ることに抵抗があります。
「見た目がチマチマしている」
「クルマが買えないみたいで、世間体がよくない」
そんなふうに見なされる傾向があります。(ページ3に続く)

日本と違う韓国のビックリ(1)

日本と違う韓国のビックリ(2)

これは便利!韓国は出前天国

ページ:
1

2

3

関連記事

  1. 韓国社会のルールブック「第26回・懐かしのコリアンタイム」

  2. 孤独な朴槿恵大統領は今日もドラマに熱中しているのか

  3. 韓国における「食事のマナー」について

  4. 韓国の祭祀はどのように行なわれるか

  5. 韓国の大物俳優!名門大学の演劇関連学科出身者が多い

  6. 2016年の韓国社会は「激動の1年」だった

  7. かつて韓国で海外養子が多かった事情とは?

  8. 韓国社会のルールブック「第40回・ボランティア活動」

  9. 韓国がインターネット先進国になった本当の理由

PAGE TOP