「外注制作はつらいよ」という韓国ドラマの制作状況!

このエントリーをはてなブックマークに追加

安定した経営の難しさ

前記のように、テレビ局に所属しているときに大ヒット作品を演出したPDが、自ら制作会社を立ち上げて活躍する例が多い。
とはいえ、その制作会社が安定した経営をできるかどうかは、ひとえに人気ドラマを量産できるかに掛かっている。
巨匠という名声を得た監督といえども、次々にヒット作を作れるとは限らない。視聴率が低迷するようなドラマを1本でも作ると、その後の経営に大きな影を落としてしまう。実際、卓越した演出能力を持った監督でも、制作会社の経営となると、まったく別の能力を要求されるのだ。




そういう経営の難しさに対応できない場合もある。
よく知られているように、キム・ジョンハク・プロダクションを主導していたキム・ジョンハク監督は、俳優のギャラの未払い問題を起こしてしまい、自殺を余儀なくされてしまった。
この出来事は、各制作会社を震撼させるほど大きな衝撃を与えた。有名な監督とはいえ、制作会社を安定的に運営していくのは並大抵ではないのだ。(ページ3に続く)

韓国の芸能界はこうなっている!「俳優はつらいよ」編

固定ページ:
1

2

3

必読!「ヒボン式かんたんハングル」

「韓流ライフ」というジャンルの中に、「ヒボン式かんたんハングル」というコーナーがあります。ここには、日本語と韓国語の似ている部分を覚えながら韓国語をわかりやすくマスターしていく記事がたくさん掲載されています。日本語と韓国語には共通点が多いので、それを生かして韓国語の習得をめざすほうが有利なのです。ぜひお読みください。

ページ上部へ戻る