脅威の支持率0政権
朴槿恵大統領の支持率は、事件発覚の直前である10月3週の段階でも、支持25%、不支持64%と低いものだった。
しかし、事件が発覚した4週目には支持17%、不支持74%にまで変化。11月の1週には支持5%という韓国大統領史上最低の支持率を記録した。
これまで歴代最低支持率だったのは、1997年にIMF通貨危機に直面した金泳三(キム・ヨンサン)大統領の6%だったのだが、朴槿恵大統領は未曾有の国難時よりも低い支持率となってしまった。
また、世代別にみたとき、20~30代男性支持率が0%であることにも注目したい。もはや、若年層の支持を完全に失ったといえる。
この事実に対して、韓国ネット民の多くは、「支持率0%政権(笑)」「世界新記録樹立」と、朴槿恵大統領を嘲笑する声が多く、次々と辛辣な言葉を投げかけている。
「朴槿恵とケヌリ(韓国語で“犬”という意味をもつ“ケー”と大統領が所属するセヌリ党の造語)が断罪される日まで、みんなが一つになってロウソクの火を灯そう!」
「早くこの事件が解決して、平和になればいいのですが」
「支持しているのが誰なのか心配だ……」
国民感情をないがしろにした朴政権が浮上する術はもはやないと言える。(ページ3に続く)