これでわかる!軍楽隊と義務警察(最新版)

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ソウル地方警察庁の警察広報団に所属するチャンミン。右はスーパージュニアのドンヘ(写真=ソウル地方警察庁フェイスブックより)

兵役代替制度としての義務警察

義務警察は、普通の警察官の任務を補う形で「デモの鎮圧」「国会や空港周辺の治安維持」「交通整理や派出所勤務」などを行なってきた。

実際、警察官の人手が足りない状況の中で、兵役対象者が警察の手伝いをしてきたのである。兵役の義務を負う立場としても、市民生活の保護に貢献できるというやり甲斐があった。

そういう意味では、とても有益な軍務代替制度である。

この義務警察も志願者が多いので、選抜試験によって合格者が決められる。




ただし、合格者もいきなり義務警察に入るわけではなく、最初に陸軍訓練所で新兵訓練を受ける。

その期間は、一般の兵士が5週間であるのに対し、義務警察に行く人は4週間になっている。短縮型の新兵訓練といえるだろう。

その4週間の新兵訓練を終えて義務警察に移ると、すぐに教育センターで3週間の新人教育を受ける。

それを終えてから、各地にある地方警察庁に配属されていくのである。

東方神起のチャンミンが入ったのは、ソウル地方警察庁の中にある警察広報団だ。
(ページ4に続く)

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