入隊して10カ月の東方神起のユンホが、技術と体力が超一流の証である特級戦士に選ばれた。このビッグなニュースが日本でも喝采をもって伝えられたが、本国の韓国では、彼が特級戦士になったことはどんな反応を見せているのだろうか。
最善を尽くす姿が伝わった
書き手は、文章を書くときに、およそ結論を決めている。
善意で書くか、悪意で書くか。どちらかに偏っているほうが書きやすい。
公平というのが、実は一番難しいのである。
ただし、優れた実績に出会ったときは別である。その人が成し遂げた業績に対する驚きを素直に表現すればいい。そこに書き手のやり甲斐も生まれる。
東方神起のユンホの場合がそうだった。陸軍の軍楽隊に所属しながら、体力と技術が最優秀であることの証明となる特級戦士に選ばれたという事実。心から感服する。
私(康熙奉〔カン・ヒボン〕)は、韓流サイト『ロコレ』に「やはり素敵な怪物!東方神起ユンホが特級戦士になった」という記事を書いた。それがヤフーのトップニュースに載った。
コメント欄にもユンホの努力を讃える意見が寄せられている。芸能界ですばらしい実績を挙げた韓国の若者が、兵役制度の中でも最善を尽くして頑張っている姿が日本に広く伝わったことに意味がある。
本国の韓国でも、主要ポータルサイトでユンホの記事が、検索ランキングのトップクラスになっている。
そうした事実を念頭に置いて、「ユンホが特級戦士になったことをメディアとファンがどのように受け止めたのか」を見てみよう。(ページ2に続く)