紀行

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韓国・南西岸への旅2「いよいよ出航」

そもそも韓国ではインスタントコーヒーを「こんなに砂糖を入れてどうするんだ」というくらい甘くして飲む人が多い。それにしても、その男は極端だった。あれでは砂糖入りコーヒーではなく、コーヒー入り砂糖湯である。甘いものがよほど好きなのだろうが、その...
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韓国・南西岸への旅1「済州港から始める」

済州(チェジュ)港の旅客ターミナルは、早朝だったこともあって人もまばらだった。午前7時50分発の船なので、まだ50分ほど時間があった。食事をしようと思い、三つ並んだ食堂の中で一番無難な店に入った。(adsbygoogle = window....
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追憶の済州島紀行11「耽羅国の歴史」

先に触れた三姓人の話はあくまでも神話にすぎないが、耽羅国が実際に良(梁)、高、夫という有力な氏族によって統治されていたことは間違いない。島の政治は三氏鼎立によって成り立っていた。(adsbygoogle = window.adsbygoog...
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追憶の済州島紀行10「耽羅の時代」

もともと住んでいたモンゴロイド系種族と南方系種族の混血が済州島内で進み、独特な州胡人が形成されていったものと思われる。特に南方系種族は体躯が小さく、それが『三国志』韓伝が言うところの「からだが小柄」ということになったのだろう。(adsbyg...
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追憶の済州島紀行9「南方の海洋族」

『後漢書』韓伝では、韓人について「からだが長大で、頭髪も長く美しい。衣服は布綿を用い靴を履く」と記されている。要するに、中国の史書によると、韓人と州胡人は言語、体格、衣服に大きな違いがあるということになるのだ。(adsbygoogle = ...
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追憶の済州島紀行8「かつての済州島」

島の東に向かうバスに乗った。島を一周するのに右回りを選んだのは、単に時計回りのほうがなじみやすいからだった。車窓を通して、済州島の雄大な風景が目に入ってくる。青い海が広がり、黒い火山石が露出し、漢拏山(ハルラサン)の寄生火山が起伏をつくって...
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追憶の済州島紀行7「感激のヘムルタン」

島の東側に行くバスの停留所を尋ねたら、歩いて5分くらいの場所だという。そこへ向かっているときに、急に空腹を覚えた。これは大いに望むところだった。済州島の食を満喫するためには、すぐに腹が減ってくれないと困るのだ。(adsbygoogle = ...
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追憶の済州島紀行6「尊重されてきた三姓穴」

三姓穴の聖域化は、朝鮮王朝時代の1526年、当時の李壽童牧使の時代から推進された。穴のまわりに石で垣根をつくり、北側に紅門と碑を建て、春と秋には三姓を受け継いだ一族によって祭祀を行ない、11月には島民による追慕式も開かれるようになった。(a...
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追憶の済州島紀行5「三姓穴の穴が見たい」

三姓穴の案内によると、石柵に囲まれた芝生の庭の中に3つの穴があるという。ところが、石柵の前で何度も爪先立ちしたが、穴があるとされる、ロープで示された囲いの中をまったく窺い知ることができなかった。他の人たちも、いろいろと方向を変えて何とか見よ...
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追憶の済州島紀行4「ここは『食の島』」

眈羅巡礼図を持っていたのは、陸地(済州島の人は朝鮮半島のことをこう言う)に住んでいた李衡祥の子孫だった。その図を3億ウォンで済州市が買い取り、それを基に各堂を復元したというわけだ。おかげで、李衡祥牧使の子孫は望外の褒美をもらったことになる。...
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追憶の済州島紀行3「済州牧官庁の由来」

観徳亭のとなりには、朝鮮王朝時代の施設を復元した済州牧官庁という史跡地があった。そこは、耽羅国の時代から島を統括する政治を司った中心地だったようだ。実際、何棟もの堂が新しく復元されていて見栄えがよかった。(adsbygoogle = win...
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追憶の済州島紀行2「トルハルバンの起源説」

像とは本来、威厳をもって造られるものであろう。しかし、トルハルバンにかぎっては威厳よりも愛嬌が先行している。これぞ、古来陽気な済州島人の諧謔精神の表れか。それでも、城門の前に建てられたのであるから、厳粛なる役目があったのは間違いない。(ad...
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追憶の済州島紀行1「象徴的なトルハルバン」

済州空港から済州島に入って最初に向かったのは、朝鮮王朝時代の済州島を代表する建物だった観徳亭である。今も、車の往来が激しい済州市の中心部に古めかしく存在している。堂々とした屋根瓦と、梁に描かれた時代絵巻のような絵画が印象的である。(adsb...
時代劇の登場人物

イ・サンは「漢方薬の達人」だった!

朝鮮王朝後期の名君として名声を博した正祖(チョンジョ)。時代劇『イ・サン』の主人公としてもよく知られている。彼は優秀な国王であっただけでなく、漢方薬についても医者ほどに詳しかった。医官に薬の指示を出す正祖1800年6月、48歳の正祖は高熱を...
韓国情報

韓国は、鼻と目と耳と舌で感じる国だ

かつては「近くて遠い国」と言われた韓国。今は、「近くて、よくわからない国」と感じている人が多いかもしれない。でも、実は韓国って、わかりやすい国だ。頭で語ろうとするからわかりにくくなる。率直に、鼻と目と耳と舌で感じればいい。そうすれば、韓国が...
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追憶の中の韓国紅葉紀行4

第4回 南海の孤島で紅葉を楽しむ朝鮮半島の南海上にポツンと浮かぶ済州島(チェジュド)。この島は、朝鮮半島から切り離された離島として常に存在していたわけではない。かつては朝鮮半島と陸続きだった時期があったのである。陸地とつながっていた済州島約...
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追憶の中の韓国紅葉紀行3

第3回 日本武将の子孫たちが住む村韓国南部の大都市の大邱(テグ)。この街から車で南に向かう。やがて低い山が見えてきた。どの山もお椀を伏せたように形がよく、木々も見事に紅葉して、秋の風景に彩りを添えていた。目がなごむ田園の景色を楽しみながら、...
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追憶の中の韓国紅葉紀行2

第2回 慶州にはイチョウがよく似合う韓国東南部にある慶州(キョンジュ)は、7世紀に朝鮮半島を史上初めて統一した新羅(シルラ)の首都があった場所で、935年に新羅が滅ぶまでは朝鮮半島の政治と文化の中心地だった。それだけに、韓国随一の古都として...
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