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タグ:韓国
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康熙奉の「韓国のそこに行きたい紀行」青山島13/実直な人
3時間近く島を案内してもらってから、再び港に戻ってきた。タクシーのチャーター料金は5万ウォン(約5000円)で、妥当な金額だった。ジェファンさんの人柄のおかげで、青山島の印象はさらによくなった。 … -
康熙奉の「韓国のそこに行きたい紀行」青山島12/孤独にじっと耐えている潔さ
青山島の北西にあるチリ海岸に向かった。1キロメートルにわたって続く白い砂浜と、それを見守るように立つ松林。海の水も青く澄んでいて、視覚に入る構図のすべてが絵になっていた。 [caption id… -
康熙奉の「韓国のそこに行きたい紀行」青山島11/『西便制』の舞台
確かに、ハルモニにはよくわからないだろう。古いだけの家にどんな価値があるのか、と。しかし、映画やドラマを制作する側からみれば、古い民家ほど絵になる。家は年月を経て風格が出るものなのだ。 [cap… -
康熙奉の「韓国のそこに行きたい紀行」青山島10/『春のワルツ』で使われた家
お目当ての民家に着くと、ジェファンさんは中庭に入り、「いらっしゃいますか」と声を掛けた。最初は返事がなかったのだが、もう一度大きく叫ぶと、中庭の奥から「いますよ」という声が返ってきた。 [cap… -
イ・サンは「漢方薬の達人」だった!
朝鮮王朝後期の名君として名声を博した正祖(チョンジョ)。時代劇『イ・サン』の主人公としてもよく知られている。彼は優秀な国王であっただけでなく、漢方薬についても医者ほどに詳しかった。 医官に薬… -
康熙奉の「韓国のそこに行きたい紀行」青山島9/地域で助け合う
『春のワルツ』でハン・ヒョジュが演じたウニョンが住んでいたという設定の民家に向かった。そこには、82歳になるハルモニ(老年の女性)が、一人で暮らしているという。その途中、車でくねくねした狭い道をゆっく… -
康熙奉の「韓国のそこに行きたい紀行」青山島8/一面の菜の花畑
貝殻細工はどれも目を奪われるほどの出来ばえで、玄関で立ち話をしていた40代の女性の美意識が十分に感じられた。『春のワルツ』でも、貝殻細工は主人公の男女が幼い頃を思い出す重要な小道具になっている。 … -
康熙奉の「韓国のそこに行きたい紀行」青山島7/島の概要
港に戻る途中で、空車のタクシーが通りかかった。なんというタイミングの良さ。離島どころかソウルにいるかのような便利さだ。運転手さんは30代の男性で、優しい目をしていた。口調もていねいで、低い声で「どちら… -
康熙奉の「韓国のそこに行きたい紀行」青山島6/港に到着
青山島(チョンサンド)は莞島(ワンド)から南に約20キロメートルの距離にある。面積は約42平方キロメートルで、伊豆大島の半分くらいの大きさである。その青山島の港に立ったとき、真っ先に目に入ったのは、入… -
康熙奉の「韓国のそこに行きたい紀行」青山島5/若いカップル
韓国のインスタントラーメンは日本のものとちょっと違う。固い食感が好きな韓国人に合わせて、麺はかなりシコシコになっている。作り方を比べると、熱湯の中に麺を入れてから3分ほど煮るのが日本、4分以上煮るのが…