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タグ:紀行
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康熙奉の「韓国に行きたい紀行」済州島7/本土から移ってきた人
李仲燮(イ・ジュンソプ)通りには、瀟洒な外壁を持った平屋のカフェがあった。ポプラを意味する「ミルナム」と言う店名。入ってみたかったが、営業が夕方からだったので、一度ホテルに戻ってから、夕食後に再び出掛… -
康熙奉の「韓国に行きたい紀行」済州島6/李仲燮の記念館
済州島(チェジュド)の南側にある西帰浦(ソギポ)市の中心部を歩いていたら、街灯や歩道が美しく整備された通りに出た。無秩序で雑然とした街並みの中で、その通りだけはどこか洗練されていた。街灯に表示板が付い… -
康熙奉の「韓国に行きたい紀行」済州島5/漢拏山
済州島(チェジュド)は南海の孤島なので、天候が変わりやすい。この日も、晴れていたかと思うと急に小雨が降ってきた。「傘がなくて困るけど、このまま飲んでいよう」。そう覚悟を決めた途端、あっさり雨はやんだ。… -
康熙奉の「韓国に行きたい紀行」済州島4/ウェドルゲの露店
しみじみと済州島(チェジュド)の今昔を思った。かつて、都の人が身震いするほど恐れた済州島は、今は韓国最高の観光地となった。よく言われている「東洋のハワイ」という讃え方は大げさだが、それでもここには行楽… -
康熙奉の「韓国に行きたい紀行」済州島3/流刑の島
済州島(チェジュド)は楕円形をした韓国最大の島。面積は約1800平方キロメートルで、沖縄本島の約1・4倍である。島の中央に韓国最高峰の漢拏山(ハルラサン)がそびえている。標高は1950メートル。これほ… -
康熙奉の「韓国に行きたい紀行」済州島2/アワビの刺身
大きな声では言えないが、私は気も弱いし、疑い深い。まず、「今そこで採ってきた最高のもの」というのが怪しい。そんな新鮮な上物は真っ先に西帰浦(ソギポ)の高級店に持ち込むのではないか。滝を見に来た観光客に… -
康熙奉の「韓国に行きたい紀行」済州島1/韓国の最南端
行き場を失った水が、豪快に海に落ちていく。その光景を間近に見ていて思うのは、重力の恐ろしさである。落葉の名残惜しさもなく、粉雪の幻想性もなく、水は23メートルの高さから海に向かって真っ逆さまに落ちる。… -
韓国は、鼻と目と耳と舌で感じる国だ
かつては「近くて遠い国」と言われた韓国。今は、「近くて、よくわからない国」と感じている人が多いかもしれない。でも、実は韓国って、わかりやすい国だ。頭で語ろうとするからわかりにくくなる。率直に、鼻と目と… -
追憶の中の韓国紅葉紀行4
第4回 南海の孤島で紅葉を楽しむ 朝鮮半島の南海上にポツンと浮かぶ済州島(チェジュド)。この島は、朝鮮半島から切り離された離島として常に存在していたわけではない。かつては朝鮮半島と陸続きだった時期があったのである。… -
追憶の中の韓国紅葉紀行3
第3回 日本武将の子孫たちが住む村 韓国南部の大都市の大邱(テグ)。この街から車で南に向かう。やがて低い山が見えてきた。どの山もお椀を伏せたように形がよく、木々も見事に紅葉して、秋の風景に彩りを添えていた。目がなご…