カテゴリー:コラム

  • 済州島の旅が続いていく5「かつて漂着したオランダ人」

    8月21日の午後に漂着地の大静を出発し、翌日の正午に済州府の役所に到着。ここでハメルたちは牧使(提督)であった李元鎮(イ・ウォンジン)から取り調べを受けた。この李元鎮は官僚であると同時に優れた知識人で…
  • 済州島の旅が続いていく4「デ・スペルウェール号の遭難」

    意外にも役人はハメルたち4人に酒を一杯ずつ与え、テントにいる他の仲間にも粥をふるまった。その扱いの丁重さに一瞬はホッとしたハメルだったが、その後に大勢の人間が頑丈な縄をもってテントに向かってきたときは…
  • 済州島の旅が続いていく3「不運な漂着民」

    漂着した場所は、済州島の西南部の大静(テジョン)という場所だった。しかし、ハメルたちにそのことがわかるはずもなかった。生存者が一番気に掛けたのは、自分たちが上陸した土地がどこかということだった。 …
  • 済州島の旅が続いていく2「ハメルという人」

    見渡すかぎりすばらしい景観だけに、観光客が集まってくるのもよくわかる。私はまずヨンモリ海岸へ下りて行った。岩が波に浸食されて奇観をおりなしている。この凄まじい岩の変形ぶりは、人間の頭の中では到底思いつ…
  • 済州島の旅が続いていく1「ここは山房山」

    今は済州島(チェジュド)の西南部にある中文(チュンムン)にいる。この中文の南側の海岸一帯は、今や済州島の観光を代表する国際リゾート地になっている。新羅ホテルやロッテホテルという高級ホテルが立ち並び、免…
  • 宮廷料理の成り立ち4「スラサンの伝統」

    女優のイ・ヨンエも、「宮廷女官 チャングムの誓い」の撮影に際して、宮中料理研究院で神仙炉の作り方を学んだ。「神仙炉の場合、材料をただ鍋に入れるだけではなく、色彩や角度のバランスを考慮しなければなりませ…
  • 宮廷料理の成り立ち3「国王に愛された特選料理」

    王族が食べる昼スラは、比較的簡素で軽やかな食事とされている。しかし、庶民の目から見れば、その量は驚異的である。温麺や冷麺、雑煮、マンドゥ(日本では餃子と称される)、肉の蒸し料理、刺し身、チヂミなど、様…
  • 宮廷料理の成り立ち2「豊かさと繊細さの起源」

    朝鮮王朝時代、最も重視された王族の食事は朝スラサンと夕スラサンであり、国王が食べる際には常に3人の毒味役の女官が付き添い、料理は厳重にチェックされていた。それでは、どのような料理が常に提供されていたの…
  • 宮廷料理の成り立ち1「王族の食事」

    現在の韓国料理の起源は、朝鮮時代の宮廷料理であると述べることは、言い過ぎではないと言えるだろう。宮廷で発展した調理方法は、最先端の技術として民間の厨房まで伝えられ、現在も息づいている伝統であることが確…
  • 焼肉を健康的に食べよう

    たとえば、友人と一緒に焼肉店へ行ったとしよう。韓国料理をよく知らない人は、焼肉店へ行っても「タン塩だ、カルビだ、ホルモンだ」と肉だけを食べ、さらに生ビールをガブガブと飲む。そうして「やっぱり韓国料理は…

必読!「ヒボン式かんたんハングル」

「韓流ライフ」というジャンルの中に、「ヒボン式かんたんハングル」というコーナーがあります。ここには、日本語と韓国語の似ている部分を覚えながら韓国語をわかりやすくマスターしていく記事がたくさん掲載されています。日本語と韓国語には共通点が多いので、それを生かして韓国語の習得をめざすほうが有利なのです。ぜひお読みください。

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