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カテゴリー:韓国紀行
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康熙奉の「韓国のそこに行きたい紀行」青山島1/莞島の魚市場
済州島(チェジュド)の済州港からフェリーに乗って、朝鮮半島の南岸の西に位置する莞島(ワンド)にやってきた。ここから、ドラマ『春のワルツ』の舞台となった青山島(チョンサンド)へ行くつもりだ。 [c… -
康熙奉の「韓国に行きたい紀行」済州島13/旅の終わり
船尾のベンチに座って漠然と後ろの海を見ていたときのこと。灰色のハンチングをかぶり白い靴を履いた70代の男性が横に座り、「先生様」と渋い声で呼びかけてきた。ずっと年上の大先輩から「先生様」と言われて恐縮… -
康熙奉の「韓国に行きたい紀行」済州島12/船内の光景
私は、安らげる居場所を求めて大部屋の間をウロチョロした。すでに客室では、あちこちで花札が始まっていた。各人が目の前に紙幣を積んでいる雰囲気はまるで賭場のようであり、その紙幣も千ウォン札より1万ウォン札… -
康熙奉の「韓国に行きたい紀行」済州島11/船で莞島に向かう
韓国ではインスタントコーヒーを「こんなに砂糖を入れてどうするんだ」というくらい甘くして飲むが、そのときの男性は極端だった。あれでは砂糖入りコーヒーではなく、コーヒー入り砂糖湯である。甘いものがよほど好… -
康熙奉の「韓国に行きたい紀行」済州島10/済州港の待合室
済州港の旅客ターミナルは、早朝だったこともあって人もまばらだった。7時50分発の船なので、まだ50分ほど時間があった。食事をしようと思い、三つ並んだ食堂の中で一番無難な店に入った。目安は客の数。他の二… -
康熙奉の「韓国に行きたい紀行」済州島9/タクシーで済州港に向かう
本土へ行く船は、済州島の北側にある済州港から午前7時50分に出航する。私は6時頃に西帰浦のホテルを出てタクシーに乗った。旅先でタクシーを利用する場合、運転手さんとの相性が大事である。話しやすい人ならば… -
康熙奉の「韓国に行きたい紀行」済州島8/西帰浦の由来
私は李仲燮(イ・ジュンソプ)にますます興味を持った。「李仲燮といえば、韓国でも凄い画家でしょ」と私が言うと、チョスクさんは「ええ。有名な画家を3人あげれば、かならずその中に入るでしょうね。朴寿根(パク… -
康熙奉の「韓国に行きたい紀行」済州島7/本土から移ってきた人
李仲燮(イ・ジュンソプ)通りには、瀟洒な外壁を持った平屋のカフェがあった。ポプラを意味する「ミルナム」と言う店名。入ってみたかったが、営業が夕方からだったので、一度ホテルに戻ってから、夕食後に再び出掛… -
康熙奉の「韓国に行きたい紀行」済州島6/李仲燮の記念館
済州島(チェジュド)の南側にある西帰浦(ソギポ)市の中心部を歩いていたら、街灯や歩道が美しく整備された通りに出た。無秩序で雑然とした街並みの中で、その通りだけはどこか洗練されていた。街灯に表示板が付い… -
康熙奉の「韓国に行きたい紀行」済州島5/漢拏山
済州島(チェジュド)は南海の孤島なので、天候が変わりやすい。この日も、晴れていたかと思うと急に小雨が降ってきた。「傘がなくて困るけど、このまま飲んでいよう」。そう覚悟を決めた途端、あっさり雨はやんだ。…