光海君(クァンヘグン)と臨海君(イメグン)!兄弟同士の骨肉の争い

このエントリーをはてなブックマークに追加

 

韓国時代劇『華政(ファジョン)』の序盤では、光海君と臨海君の悲劇的な兄弟関係が描かれていた。2人はなぜ、骨肉の争いを起こさなければならなかったのか。

dsc_0170

長男としての面目

14代王・宣祖(ソンジョ)には当初、正室が産んだ子供がいなかったので、彼は側室が産んだ王子の中から後継ぎを選ばざるをえなかった。
長男は臨海君(1574年生まれ)で、二男が光海君(1575年生まれ)。




普通であれば、長男の臨海君が選ばれるのが当たり前なのだが、臨海君は人間的にその資格がないと判断され、二男の光海君が世子(セジャ/王の正式な後継者)に選ばれることになった。
そんな処遇に怒りをあらわにした臨海君。長男としての面目が立たなかった。(ページ2に続く)

朝鮮王朝おもしろ人物列伝(15代王・光海君編)

光海君(クァンヘグン)!再評価される暴君

「華政」に登場!流刑地で世を去った光海君(クァンヘグン)

朝鮮王朝おもしろ人物列伝(仁穆〔インモク〕王后編)

ページ:

1

2 3

関連記事

  1. 仁祖(インジョ)の生涯4!綾陽君(ヌンヤングン)の即位

  2. [再掲載]『華政』歴史背景!光海君(クァンヘグン)と仁穆(インモク)王后の対立

  3. 光海君と仁祖のライバル物語2「外交」(歴史編)

  4. 『華政(ファジョン)』に登場!光海君(クァンヘグン)の実像〔第1回〕

  5. 光海君と仁祖のライバル物語4「大義名分」

  6. 『華政(ファジョン)』に登場!光海君(クァンヘグン)の実像〔第3回〕

  7. 『華政(ファジョン)』に登場!光海君(クァンヘグン)の実像〔第4回〕

  8. 仁祖(インジョ)はなぜ光海君(クァンヘグン)の斬首を拒んだ?

  9. 光海君と仁祖のライバル物語5「失政」

PAGE TOP