『青春の記録』でパク・ボゴムが演じるヘジュンの家族物語とは?

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『青春の記録』でパク・ボゴムは26歳のサ・ヘジュンに扮している。彼は、一流の俳優を目指して常に努力を重ねている。目標は遠いが、絶対に一流の俳優になってみせると奮闘している。




家族の記録

『青春の記録』でヒロインを演じるパク・ソダムが扮するのは26歳のアン・ジョンハだ。彼女はメイクアップアーティストのアシスタントだ。顧客からはとても気に入られているのに、上の人間にいじめられてしまう。
このように、サ・ヘジュンとアン・ジョンハという2人の男女が、青春の真っ盛りに大いに飛躍を目指す姿を描いているのが『青春の記録』だ。
ドラマでは主人公2人のメインストーリーだけでなく、ヘジュンの家族も詳しく描かれている。
ヘジュンは5人家族だ。両親と兄と祖父と暮らしている。
母は裕福な家で家政婦をしている。ヘジュンをよく理解し、彼を必死に応援している。
大工をしている父と銀行員になった兄は、ヘジュンに対する最大の抵抗勢力だ。ヘジュンは常に批判され、ときには叱責される。俳優を目指していることも大反対されている。父と兄を説得することも、ヘジュンにとってはとても重要なことだ。




しかし、大変難しい。そんな状況なので落ち込むヘジュンだが、いつも祖父が励ましてくれる。祖父は最大の理解者だ。
このように5人の家族がどのように生きていくのか。それが『青春の記録』のサイドストーリーになっている。いわば『青春の記録』は「家族の記録」でもあるのだ。
韓国ドラマは、家族の1人1人を克明に描くのが定石だが、『青春の記録』はさらに詳しく家族の生活ぶりに追っている。そのあたりも興味深い。

文=康 熙奉(カン・ヒボン)

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