いま読みたいパク・ソジュン特集11「『梨泰院クラス』はすごいドラマだ!」

このエントリーをはてなブックマークに追加

 

『梨泰院クラス』は、韓国で今年の1月から3月まで放送されて、社会現象を巻き起こすほど人気があった。そして、日本でもどんどん知名度が上がって人気になっている。これからも見る人が増えるだろう。

写真=JTBC『梨泰院クラス』公式サイトより




パク・セロイが持つ野望とは何なのか?

『梨泰院クラス』はどうしてこんなに面白いのか。とにかく第1話からぐいぐい引き込まれる。パク・ソジュンが、パク・セロイという主人公を演じている。
話はパク・セロイが高校生のときにさかのぼる。
彼は、転校した初日にひどいいじめを目撃する。いじめていたのは財閥の二世で、先生も見ないふりだった。それをいいことに、財閥二世のいじめはひどくなる一方だった。
見かねたパク・セロイが必死に止めたのだが、相手が聞こうとしなかったので手を出してしまった。
財閥二世の父親が立場を利用して校長室にやってきて、パク・セロイに土下座を要求した。実はその財閥にはパク・セロイの父親が勤務していて、その父親も同席させられた。
そのときパク・セロイはどうしたか。彼が土下座をしていれば退学は免れたし、父の仕事も安泰だった。




しかし、パク・セロイは土下座をすることができず、すべてを失う羽目になった。本当に不器用な男なのだ。
とはいえ、強い信念を持っていた。間違った妥協をしない男なのだ。そういったパク・セロイの生き方が、『梨泰院クラス』の全編を貫いている。
パク・セロイには不運が続く。最愛の父が殺され、自分も刑務所にぶち込まれる。すべては財閥のせいだった。
そんな財閥に復讐を誓うパク・セロイ。そして、自分が大金持ちになってみせるという野望を持つ。その手段のために、やがてパク・セロイは梨泰院(イテウォン)で勝負をかけることになる。
そこはエネルギッシュで混沌とした街だ。そんな梨泰院でパク・セロイはどう生きていくのか。波乱万丈なストーリーが見る人の心を躍らせる。

文=康 熙奉(カン・ヒボン)

いま読みたいパク・ソジュン特集1「『キム秘書』は落差を楽しむドラマ」

いま読みたいパク・ソジュン特集2「『パラサイト』にも出演!」

いま読みたいパク・ソジュン特集3「『キム秘書』の演技の変化とは?」

いま読みたいパク・ソジュン特集10「魂を揺さぶられるドラマ」

いま読みたいパク・ソジュン特集12「みんなが好きなパク・セロイ」

必読!「ヒボン式かんたんハングル」

「韓流ライフ」というジャンルの中に、「ヒボン式かんたんハングル」というコーナーがあります。ここには、日本語と韓国語の似ている部分を覚えながら韓国語をわかりやすくマスターしていく記事がたくさん掲載されています。日本語と韓国語には共通点が多いので、それを生かして韓国語の習得をめざすほうが有利なのです。ぜひお読みください。

ページ上部へ戻る