芸能兵の実態が明らかになった
2013年6月には、一部の芸能兵が広報活動後に部隊に戻らないで歓楽街で遊んでいたことが発覚した。
彼らは、兵役中にも関わらず私服に着替えて酒を飲みながら焼き肉を楽しむなど、明らかな軍規違反を行なっていた。
それ以後、メディアは芸能兵の実態をリポート。その過程で、芸能兵が使っている施設の充実度や、給料、外出許可などが一般兵と比較にならないほど優遇されていたことが明らかになった。
これがさらに国民の批判を招いた。
結局、2013年7月になって、国防広報院・広報支援隊員制度の廃止が国防省によって決定された。
こうして「芸能兵」の存在が消えてしまったのである。
2012年2月に除隊したイ・ジュンギの場合は、「ほぼ最後の芸能兵」と言えるかもしれない。
構成=「ロコレ」編集部
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